「はやぶさ2」衝突装置(SCI)運用 衝突目標付近
- ミッション:はやぶさ2
- タイプ:観測
- 掲載日:
- 天体名:小惑星リュウグウ
- 観測装置:「はやぶさ2」搭載 光学航法カメラ(ONC-T)
- クレジット:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研
- ダウンロード: 455×411px [183 KB]
- MASCOT投下のためのホバリング時ONC-Tにより撮像(高度約3km)
四角で囲った部分→平坦領域L12
- 衝突目標点設定とその理由
- [制約条件]
SCI運用時のサブアース緯度(~北緯6°)を目標点とすること(衝突予測領域 は3σで半径約200m = 緯度経度で約±30°の範囲)。
[目標点の選定基準]
第1優先: 見つかるクレータを作れる場所であること。 第2優先: 着陸可能なエリアであること。 →平坦かつ細粒層の領域が望ましい。
[衝突目標点緯度経度 (6.00°, 303.00°)]
平坦領域L12 (TD有力次点候補S01)近辺であり、周囲に平坦領域が散在。
TD1とは別の地域(ホウライ地溝や東側半球)の試料を採取できる可能性。
TD1とよく似た地質領域であり、掘削試料採取によりTD1試料と比較すること で物質・構造の深さ分布について議論可能。